by

愛犬の病気とのつきあい方

我が家の愛犬は、ミニチュアダックスフンド。ワイヤーヘアーという、見た目がシュナウザーに似た種類です。
ほとんど病気らしい病気をしたことがありません。
気をつけていることといえばフィラリアのくすりを飲ませていることくらい。

それが最近になって…
今年11歳になるのですが、昔から、旅行等でホテルに預けられて帰ってきた日などに年1回ほどですがけいれん発作を起こしていました。
それが、2年ほど前から、頻繁に発作を起こすようになりました。
それがあまりにも異常で、発作の間隔がどんどん短くなっていったため、すぐに病院に連れて行きました。
MRIなどの検査を行い、脳腫瘍などの異常はなし。
結果、ダックス特有の遺伝子病ではないか、という診断が下されました。
発作が頻回になると、脳へのダメージが大きいということで、
それからはけいれん発作を押さえるために薬を飲ませています。
人間の治療と同じように、薬を何種類か飲ませて、定期的に血液検査をして、薬の濃度を調べます。
それから先生が薬の量を調整します。
薬は体内での濃度を維持するために、きっちり8時間おきに飲ませなくてはなりません。
最初はなかなか薬の種類も濃度も安定せず、発作も起きる・・・ということで
家族のストレスはピークでした。発作の後しんどそうな愛犬の姿を見るのもかわいそうで。
しばらくして薬が安定して効き始め、発作がしばらく起きないこともありました。
しかし、半年たって突然また発作が。ふたたび薬の調節・・・
薬が安定するまでは、副作用でふらふら、歩くことままならない愛犬。
薬を飲ませて発作を抑えてあげたいが、副作用でしんどいのとどちらが楽なのか。
けいれん発作が起き始めてから2年間、ずっとこの葛藤、そして症状と薬の調整のいたちごっこが続いています。
ですが、犬は家族。どんなことがあっても、できることを精一杯してあげたいと思っています。

Write a Comment

Comment