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わんこの腸閉塞!!

我が家のわんこはただ今1歳5か月。
普段は食欲旺盛でガツガツご飯も食べる元気いっぱいの黒ポメラニアンの男の子です。

そんな彼が大変な思いをしたのは、今年初めの話。
ある日の夕方のことです。
普段は元気いっぱいに走り回ってご飯もガッツリ食べる子が、いつもと様子が違う。
でも、お昼間にトリミングに行ってきたので、少し疲れたのかな?と思っていました。
が、その日の夜。
ご飯を食べない。
いつもよりもおとなしい。
なぜか、くっつき虫のくせに、全く寄ってこようとしない。
なにかが、おかしい。。。。
その時は何がおかしいのか全く分からず、様子を見ることにしました。

次の日。
やっぱりご飯を食べない。
いつもと同じご飯なのに手を付けようとしません。
何がおかしいのかな??と思い、夕方行きつけの病院へ。
レントゲンを撮ってもらったものの、何も変わりなし。
でも、様子はおかしいまま。
「ちょっと様子見て、おかしかったらまた連れてきてあげてください。」
と獣医さんに言われ、
とりあえずの痛みどめを注射してもらい、様子を見ることにしました。

しかし、家に帰ってきてから嘔吐、落ち着きない、お腹を覗き込む… などが度々見られたのです。
夜だったこともあって、行きつけの病院は閉まっている時間。
仕方なく、夜間救急のある2時間離れた病院へ行くことに。
そこでは、
「痛みどめを打ってもらってるから、何も処置ができないんですよね…」
と言われてしまい、渋々家に帰りました。

次の日までまたつらい思いをさせるのか。。。と悲しい気持ちになりながら、
とりあえず夜が明けるのを待ち、朝イチで再び行きつけの病院へ。
すると、レントゲンとエコー検査をすることになりました。
レントゲンに映っていたのは腸がはれ上がった様子。
エコー検査では、異物がお腹の中にあるらしいことがわかりました。

ここでやっと異物を食べたことによる腸閉塞であることがわかったのです。
この時まで約3日。
つらい思いをさせました。
ただちに入院ということになり、点滴と絶食でその日の夜に手術することになりました。

もうすぐ手術だなという時間、病院から電話がかかってきました。
てっきり、私は何かあったんだ…と思いました。
しかし、受話器耳に当ててみると、明るい獣医さんの声。
「??」
と思って聞いてみると、
なんと!
「異物がお腹から消えてるんです!」
との話。

何が何やらわからず、とりあえず病院に行ってみました。
するとそこには、元気な我が家の愛犬の姿。
そして獣医さんは、
「この調子なら、きっと便と一緒に出てくると思いますよ」
と、言ってくれました。

手術せずに済んでよかったというほっとした気持ちと、大げさに騒ぎすぎてしまったのかな?というちょっと恥ずかしい気持ちになりました。

そして、ようやく異物が便から出てきたのはそれから2日後のことでした。
便に混ざっていたのはタオルの切れ端。
そう、それまで愛犬のおもちゃはタオルだったのです。
タオルや布類の糸や切れ端がお腹の中にとどまって悪さをするということをその時まで知りませんでした。
無知とは本当に恐ろしいですね。
それ以来、愛犬のおもちゃにタオルや布類は与えていません。
皆様も普段との違いや、異物の誤食にはくれぐれもお気を付けください。。