しきりに痒みを訴える愛犬 その正体は…

それはとある夏の事でした。

それまで毛を足で掻くという仕草をあまりしない子だったのですが、いつの頃からかしきりに自分の身体を掻くようになりました。

最初はノミかダニでもいるんじゃないかと疑い、何度もブラッシングを繰り返してみたのですが、ダニやノミのようなものが出てくる事は無く、「暑さのせいかも」とその時は軽く考えていました。

しかしある日いつものようにじゃれ合って遊んでいると、急激な痒みを覚えたのかいきなり自分の毛を噛み始めたのです。

やっぱりおかしいと思った私は、さっき噛んでいた部分を撫でながら、毛の生え際を探りました。

すると、小さくて黒い虫のようなものが引っ付いていました。

他の部分も調べてみると、先程見つけた虫が次々と見つかり、それも全部根元部分に引っ付いていたので、通りでブラッシングでは取れなかったんだと愕然としました。

見つけた時は夜も遅く、明日も仕事があったので、前に自分が使ったスミスリン(シラミを殺すシャンプー)を犬に使い、応急措置を取りました。

人間用でしかもダニやノミ用ではなかったのですがどうやら効いてくれたらしく、それ以来しきりに身体を掻く事は無くなりました。

もう痒い思いはさせたくないので、毛のケアはこれまで以上にしっかりするように心掛けています。

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なんだか変なニオイ!外耳炎!

我が家にはラブラドールレトリバーの女の子がいます。

ある日、耳をにかいているところを見かけたので、いつものように耳掃除をしてあげました。

少しかゆみは収まった様子だったので特に心配はしていませんでした。

次の日は、お風呂の日だったので全身きれいに洗ってあげました。
すると耳がかゆいようで壁にこすりつけていたのです。

お風呂から出たばかりで耳が気持ち悪いのかとばかりと思っていました。

その晩寝る前に愛犬と戯れていると、耳からいつもとを違う、嗅いだことのないニオイがしたのです。

勘違いの場合もあると思い、今度は近くで耳のニオイを嗅ぐことにしました。

やっぱり、臭い!なんだこの、発酵したニオイは!とショックを受けました。
怖くなって、翌日朝一で病院へ向かいました。診断名は「外耳炎」と告げられ、正直耳掃除はこまめにやっていたので驚きました。

耳の奥まではきちんと掃除できていなかったのが原因でした。

病院で耳の奥を洗浄して、点耳薬を処方してもらい帰宅しました。

現在はお風呂上りなど、耳を定期的に乾燥させています。
夏場は特に要注意です。

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わんこの腸閉塞!!

我が家のわんこはただ今1歳5か月。
普段は食欲旺盛でガツガツご飯も食べる元気いっぱいの黒ポメラニアンの男の子です。

そんな彼が大変な思いをしたのは、今年初めの話。
ある日の夕方のことです。
普段は元気いっぱいに走り回ってご飯もガッツリ食べる子が、いつもと様子が違う。
でも、お昼間にトリミングに行ってきたので、少し疲れたのかな?と思っていました。
が、その日の夜。
ご飯を食べない。
いつもよりもおとなしい。
なぜか、くっつき虫のくせに、全く寄ってこようとしない。
なにかが、おかしい。。。。
その時は何がおかしいのか全く分からず、様子を見ることにしました。

次の日。
やっぱりご飯を食べない。
いつもと同じご飯なのに手を付けようとしません。
何がおかしいのかな??と思い、夕方行きつけの病院へ。
レントゲンを撮ってもらったものの、何も変わりなし。
でも、様子はおかしいまま。
「ちょっと様子見て、おかしかったらまた連れてきてあげてください。」
と獣医さんに言われ、
とりあえずの痛みどめを注射してもらい、様子を見ることにしました。

しかし、家に帰ってきてから嘔吐、落ち着きない、お腹を覗き込む… などが度々見られたのです。
夜だったこともあって、行きつけの病院は閉まっている時間。
仕方なく、夜間救急のある2時間離れた病院へ行くことに。
そこでは、
「痛みどめを打ってもらってるから、何も処置ができないんですよね…」
と言われてしまい、渋々家に帰りました。

次の日までまたつらい思いをさせるのか。。。と悲しい気持ちになりながら、
とりあえず夜が明けるのを待ち、朝イチで再び行きつけの病院へ。
すると、レントゲンとエコー検査をすることになりました。
レントゲンに映っていたのは腸がはれ上がった様子。
エコー検査では、異物がお腹の中にあるらしいことがわかりました。

ここでやっと異物を食べたことによる腸閉塞であることがわかったのです。
この時まで約3日。
つらい思いをさせました。
ただちに入院ということになり、点滴と絶食でその日の夜に手術することになりました。

もうすぐ手術だなという時間、病院から電話がかかってきました。
てっきり、私は何かあったんだ…と思いました。
しかし、受話器耳に当ててみると、明るい獣医さんの声。
「??」
と思って聞いてみると、
なんと!
「異物がお腹から消えてるんです!」
との話。

何が何やらわからず、とりあえず病院に行ってみました。
するとそこには、元気な我が家の愛犬の姿。
そして獣医さんは、
「この調子なら、きっと便と一緒に出てくると思いますよ」
と、言ってくれました。

手術せずに済んでよかったというほっとした気持ちと、大げさに騒ぎすぎてしまったのかな?というちょっと恥ずかしい気持ちになりました。

そして、ようやく異物が便から出てきたのはそれから2日後のことでした。
便に混ざっていたのはタオルの切れ端。
そう、それまで愛犬のおもちゃはタオルだったのです。
タオルや布類の糸や切れ端がお腹の中にとどまって悪さをするということをその時まで知りませんでした。
無知とは本当に恐ろしいですね。
それ以来、愛犬のおもちゃにタオルや布類は与えていません。
皆様も普段との違いや、異物の誤食にはくれぐれもお気を付けください。。

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フィラリアになってしまった・・・

うちで飼っている雑種の犬ですが、当時は家族の誰一人フィラリアというものを知らなかったので、予防接種を受けていませんでした。

今思えば、外で飼っている犬なので、蚊に刺される頻度は高いから、飼い主として、犬のかかる病気を学んでおくべきでした。

また、とても元気な犬なので、病気なんてするわけがないと思っていたのが間違いだったと思います。

ある日、いつもより息が荒く、明らかに様子がおかしいので、急いで病院につれていったとき、家族全員ショックでした。
ものすごい数のミミズみたいなものが、愛犬の体で暴れて、苦しませていました。

今では元気ですが、薬が餌に入っているとわかると、薬だけ避けて餌を食べるので、薬を与えるのには大変苦労しました。

元気になってくれて本当に良かったと思います。

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